lanケーブルの形状の種類

lanケーブルというと、スタンダードな丸い形状のケーブルが頭に思い浮かびがちですが、実はきしめんのような形状のケーブルもあります。断面が楕円形に見えるタイプのlanケーブルは、ドア下部の隙間を通すような配線に向いているのが特徴でフラットタイプとも呼ばれます。一般的なスタンダードタイプと比べると、横に幅が広がる分だけ厚みは薄くなり、隙間が通りやすくなっています。ただし、円形ではないので上下左右の自由な曲げ伸ばしとはいかず、曲げには制限が掛かるので注意が必要です。

極細タイプはスタンダードタイプの直径が縮まったような形状で、内部の密度が高まっていることから若干硬めですが、隙間を通しやすいのでフラットタイプとの良いとこ取りだといえます。lanケーブルには一般的に目にする形状だけでなく、ドアや引き戸の僅かな隙間を通すような、特殊な形状の製品も存在します。本来、束ねて1本にしてある芯線を横並びにして厚みを薄くしているので、非常にフラットである意味シートのような見た目です。スーパーフラットなlanケーブルと言っても過言ではありませんから、数mm程度の隙間があればどこでも通せそうですただ芯線を保護する層も薄いことから、何度も開け閉めするような場所には使いにくく、下手をすると簡単に断線してしまう恐れがあるので注意です。

スーパーフラットなlanケーブルは、開け閉めの頻度が低いドアだったり、引き戸の普段開けない側の設置に向いています。

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