新規格のBASE10というlanケーブルの概要

オンラインゲームやストリーミング動画など、今ではインターネットサービスは多様なエンターテインメントを体感できるサービスとなりました。総務省の調査によると、国内の全世帯のうち約87%もの割合でネット回線が敷設されていることが明らかとなりました。生活基盤を支える行政サービスもインターネット受付が主流となりつつあり、今後は全国民が利用する時代となるでしょう。インターネットを活用するには、パソコンのほかにlanケーブルという周辺機器が必ず必要です。

グラスファイバーを内部に備えたケーブルで、1988年に豪州のIT企業によって開発をなされたものです。光の乱反射でデータ通信をおこなっており、ADSLから光回線に対応しているのがlanケーブルの特徴になります。基本的な構造はどの製品でも同じですが、BASEという規格で対応速度のみ違う商品が販売をされています。2000年初頭のADSLが主流であった頃はBASE5の製品が上位となっており、100Mbpsのデータ通信が可能でした。

2019年には次世代通信の5Gが国内で解禁をされ、それに対応するlanケーブルをBASE10としました。新規格であるBASE10のlanケーブルは10Gbpsの通信を可能にしており、自動運転・IoT機器などと組み合わせることも可能です。2時間の映画を約4秒でダウンロードができる点を踏まえると、持ち合わせている能力が非常に高いことがわかるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です