多くの方が一度は目にしたことがあるアイテムとして、結束バンドが存在します。本来は電気配線をひとまとめにしておくためのアイテムでしたが、現在では一般家庭はもちろんのこと学校や公共施設でも活用されるに至りました。この結束バンドの特徴としてあげられる点は、一度締めると決して緩むことがないという点です。そのため、取り外す際はカッターなどで切らないといけませんが、その分高い耐久度も有しています。
日本生まれの結束バンドは今では、数多くのメーカーが生産をしておりそれぞれに特徴を持たせています。そのなかのひとつとして、ランページ式というもの存在しているのでここで解説をしていきましょう。ランページ式とは裏面にトラッキングという凹凸が備わっているものです。この凹凸が噛み合わさることで、最大で50キログラムの荷重に耐えることが可能です。
ランページ式が使われるのはおもに、建設現場となっているのもポイントにあげられます。足場や建材などを固定するのに活用され、使用されている素材はアルミニウムや銅となっているのも特徴です。一般的な結束バンドだと塩化ビニールとなるため、最大でも5キログラム程度のものにしか使えません。ところがランページ式だとその限りではなく、しっかりと重量があるものでも固定をし続けることが可能です。
1980年代に販売をされ、今では多くの建設現場で使われるポピュラーなアイテムになっているものでもあります。